導入事例：株式会社小金屋様

ニッチな専門技術こそ「事例」で魅せる。Web発信と運用代行で、過去最高売上へ。

お客様情報

企業名: 株式会社小金屋様
所在地: 愛知県一宮市
事業内容: あと施工アンカー工事、ダイヤモンドコア工事、X線探査、建設資材販売
ウェブサイト: https://koganeya.co.jp/

背景・課題

株式会社小金屋様とは、地域のコミュニティ活動を通じてご縁をいただきました。創業前からのお付き合いでしたが、事業拡大に伴い改めてWeb活用のご相談をいただくことになりました。

当時の課題は、ウェブサイトを作ったものの運用体制が整っておらず、情報発信が完全に止まっていたことでした。
建設業特有の「あと施工アンカー」や「X線探査」といったニッチで高度な技術をお持ちにもかかわらず、その実績がWeb上で可視化されておらず、営業ツールとして機能していませんでした。また、社長様ご自身でInstagramのアカウントはお持ちでしたが、日々の現場業務の忙しさから更新が滞りがちでした。

ご提案と解決策

ITに不慣れな現場にとって、「気の利いた文章」を考えて投稿するのは大きな負担です。そこで当社は、システム構築だけでなく、日々の運用まで踏み込んだ「伴走型」の支援をご提案しました。

二人三脚のInstagram運用: 「現場の写真は社長様が撮影し、キャプション（説明文）作成と投稿は当社が代行する」という分業体制を構築。現場の負担を最小限に抑えました。
Webサイトとの自動連携: Instagramを更新すれば、自動的に会社のホームページにも最新の施工事例が反映される仕組みを導入。常にサイトが動いている状態を作りました。
「施工事例」への集中: ニッチな業種だからこそ、「その技術を探している人」に確実に届くよう、専門的な施工事例を前面に出すサイト構成に変更しました。

「自分たちだけでやらなくていい」という環境を作ったことで、コンスタントな情報発信が可能になりました。

導入後の効果

リニューアルとInstagram活用の効果は、業績にはっきりと表れました。
以前は毎年課題となっていた建設業特有の「閑散期」にも仕事が途切れなくなり、通年で安定した受注を確保できるようになりました。

Web経由での新規問い合わせも増加し、今期は創業以来の過去最高売上を達成されています。「ニッチな技術×Web発信」の相性の良さを証明する成功事例となりました。

担当者コメント

代表者様とはプライベートな繋がりからスタートしましたが、こうしてビジネスの飛躍をご一緒できたことを大変嬉しく思います。
「技術はあるけれど、伝え方が分からない」というお悩みに対し、今回は「写真（お客様）」と「文章・IT（当社）」で役割分担をするご提案をしました。全部自分でやろうとせず、得意な部分を活かし合うのが、Web活用の近道です。